黒糖
さとうきびは１年から１年半かけ、３mほどの高さになるまで育てます。 
「バガス」とよばれるさとうきびの搾りかすは昔から燃料や肥料、飼料に活用され、近年では健康食品や紙、布の原料にも使われています。 
収穫したさとうきびの中には蓄えた糖分と栄養がぎっしり詰まっています。 ![]()
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ちゅら島のめぐみ
黒糖
青空の下、一面に広がるさとうきび畑は沖縄を象徴する風景です。さとうきびは強風や水不足に強く、台風や干ばつなど厳しい自然環境にある沖縄で広く栽培されるようになりました。さとうきびの収穫は冬、刈り取ったら糖度が落ちない新鮮なうちに汁を搾ります。この搾り汁をそのまま煮詰めて固めたものが黒糖、精製し砂糖の純度を上げると上白糖やグラニュー糖になります。
精製された白い砂糖と比べ、ミネラルが多いのが黒糖の特徴。高血圧予防となるカリウム、骨や歯を守るカルシウム、マグネシウムや鉄など、健康に欠かせない多くのミネラル成分を含んでいます。また黒糖は体内でエネルギーに変わりやすく、食べれば短時間で脳へエネルギーを届けることができます。仕事や勉強など、集中力の維持や疲労回復に最適なおやつです。健康効果に加え、そのコク深く風味豊かな味わいも魅力の黒糖。生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。