脈々WEB版 2026年冬号
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こころとからだを整えるセルフケア
姿勢がよくなる体操〈足腰編〉
正しい姿勢は見た目の良さだけでなく、肩こりや腰痛、膝痛の予防にもつながります。反対に猫背など悪い姿勢を続けていると、筋肉や関節に負担がかかり、転倒など生活動作の低下を招くこともあります。
姿勢を支えるのは背中と胸、 そして足腰の大きな筋肉です。 生まれたばかりの赤ちゃんは寝たきりですが、まず背筋を使って寝返りができるようになり、次に胸筋が育つとハイハイをし始め、足腰が育つとつかまり立ちをします。
歳をとるとこの逆の順序で衰えが進み、寝たきりになることも。まずは足腰の筋肉から毎日少しずつ鍛えていきましょう。
新里 翼（しんざと つばさ）
健康運動実践指導者、スポーツトレーナー、ライフコーディネーター。
地元の石垣島で運営するフィットネスジム「BuilPani」では、石垣島の医療費削減と、「子どもたちのために」をコンセプトに健康づくりの習慣化を促している。