脈々WEB版 2026年冬号
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ちゅら島のめぐみ
黒糖(2026年)

青空の下に広がるさとうきび畑は、沖縄を象徴するのどかな風景。強い日差しや潮風にも負けず、風にそよぐ姿に沖縄のたくましさと優しさが重なります。黒糖は冬に収穫されたさとうきびを搾り、その汁を煮詰めて冷やし固めたもの。深いコクとまろやかな甘みが、昔からお茶請けやおやつとして親しまれてきました。
上白糖やはちみつと比べてビタミンやミネラルが豊富で、カルシウムは上白糖の約240倍、カリウムやマグネシウムなど体調を整える栄養素も多く含まれています。また、黒糖に含まれるビタミンB やナイアシンは脳のエネルギー源であるブドウ糖の代謝を助け、疲れた心と体をやさしくサポートしてくれます。
黒糖のやさしい甘さは和菓子はもちろん、洋菓子や飲み物にもぴったり。熱帯資源植物研究所の黒糖製品を、日々の健康づくりや、ほっと一息つきたいひとときにぜひどうぞ。


