マンゴー（2023年）
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ちゅら島のめぐみ
マンゴー（2023年）
美味しさや見た目の美しさから、贈答品としても人気のマンゴー。その歴史は古く、インドでは四千年前から栽培され仏教の経典にもたびたびマンゴーの木が登場します。ヒンドゥー教では万物を支配する神「プラジャーパティ」の化身といわれ、古来から人々の間で大切な存在だったことが伺えます。抗酸化作用のあるβ-カロテンやビタミンCを豊富に含む、栄養価にも優れた果物です。
沖縄の温暖な気候はマンゴー栽培に適しており、出荷量は全国１位。高品質なマンゴーをつくるには年間を通じて様々な栽培の工夫がされています。土づくりにはじまり、日光を均等に当てるための枝吊り、栄養を集中させるために実を間引く摘果、果実を守るための袋掛けなどそのほとんどが手作業です。こうした丹念な作業の積み重ねによって、宝石のように美しく、美味しいマンゴーが完成します。その高い品質から、南国高級果物の確固たる地位を築いています。
