醗酵ウコン(2023年)
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ちゅら島のめぐみ
醗酵ウコン(2023年)
沖縄でウコンは「ウッチン」と呼ばれ、昔から民間薬として利用されてきました。江戸時代はその価値の高さから琉球王朝が専売品とし、薩摩藩から堺、日本各地へと流通し人気を博したといわれます。現在の沖縄でも日常的に親しまれ、健康づくりにウコン茶を飲んだり、泡盛をウッチンで割ったりしています。中国やインドでもウコンは古来より薬として高く評価され、研究が進む現代では世界各国でたくさんの論文が発表されています。ウコンに含まれる代表的な成分が「クルクミン」。抗炎症作用や肝臓の健康維持、ぼんやり予防といった健康効果が期待されています。
健康に良いウコンですが、苦く独特な香りもあり、日常的に食べるには難しいとされてきました。その問題を解決したのが「発酵」です。琉球大学とともに研究を重ね、8年かけて乳酸菌発酵に成功。『醗酵ウコン』が誕生しました。発酵の力で味は飲みやすくマイルドに、さらに健康効果もアップしました。