脈々WEB版 2019年夏号

特集

一滴から広がる笑顔の和

脈々2020夏号表紙

〈今号の表紙〉右手にレリーズシャッター、左手にスポイト。水滴の撮影は通常、高速ストロボで行いますが、今回はカメラの機能に任せて『萬寿のしずく』の自然な一滴、美の瞬間に集中して撮影しました。撮影:仲程長治

 

令和の世も変わらずに脈々と受け継ぐ宝物。

 おかげさまで『萬寿のしずく』は平成6年の発売から25周年の節目を迎えることができました。
 「平成」から「令和」へ。時代を越えてこの商品を引き継いでいけましたことを心から嬉しく、お飲みいただいているみなさまに深く感謝申し上げます。
 私にとって『萬寿のしずく』は、先代社長から受け継いだ大切な宝物です。お客様の声に支えられて、「多くの人に必要とされているこの商品を守っていかなければ」と覚悟を決めて励んでまいりました。
 25年の歩みの中での喜びは、長らく『萬寿のしずく』をお飲みいただいているみなさまが元気に歳を重ねられて、お子さん、お孫さんへと二世代、三世代に渡ってその輪が広がってきたことです。また、ヨーロッパやアジア圏などの海外にも『萬寿のしずく』は広がっています。
 時代は変わっても、商品の持つ本質や「安全・高品質なものをお届けする」という現場の想いは少しも変わりません。これからも社員一同、より一層の努力を続けてまいります。

代表取締役 名護健 代表取締役 名護 健


 

もっと知りたい!『萬寿のしずく』

ポーク入りチャンプルー

 

 『萬寿のしずく』の名前は、沖縄の方言でパパイヤを指す「万寿瓜⦅マンジューイ⦆」に由来します。沖縄ではパパイヤは庭先や菜園でたわわに実をつけた姿が見られる身近な植物で、熟す前の青い実は煮たり、炒めたり、野菜として家庭料理に使われます。栄養価が高く、産後の肥立ちが良くなる滋養食材として愛されてきました。
 このパパイヤが持つパワーの秘密は沖縄の大地にあります。四方を海に囲まれ、1年を通じて海からの風が吹く沖縄の土や水は海のミネラルなどの栄養をたっぷり含んでいます。パパイヤは土地を枯らすといわれるほど、土の栄養を吸収する植物。その果実の青パパイヤには沖縄の大地と海のパワーがぎっしり詰まっています。
 また、『萬寿のしずく』の原料には大地の恵みである青パパイヤ、玄米、米ぬかに加え、長寿食の沖縄料理で多用されているこんぶ、豊かな沖縄の海で育ったもずくが使われています。こうした食材の持つ力が発酵で合わさり誕生した『萬寿のしずく』。皆さまのもとに、大地と海のパワーをお届けしています。

 

島を囲む沖縄の美しい海は、サンゴ礁をはじめたくさんの生命にあふれています大地と海の自然素材と発酵によって『萬寿のしずく』は生まれます

庭先の草花を乾燥させて薬草茶にします。島を囲む沖縄の美しい海は、サンゴ礁をはじめたくさんの生命にあふれています


 

「土からつくる」

島を囲む沖縄の美しい海は、サンゴ礁をはじめたくさんの生命にあふれています

庭先の草花を乾燥させて薬草茶にします。『萬寿のしずく』づくりは土を育てることからはじまります

 

 大地に張った根から水分や養分を吸い上げて生きている植物にとって、「土」は命を育む家のようなもの。自然と向き合う「農」の基本も、土づくりにあります。『萬寿のしずく』の原料となる青パパイヤを育てるためには、太陽や水などの自然の恵みを最大限に活かし、植物がいきいきと育つ土づくりからはじめなければなりません。有用微生物群の力を借りて、原料としては使われない青パパイヤの葉や茎、発酵過程で生じる残渣なども堆肥として畑に還し、人の手と時間をたっぷりかけて豊かな土を育てています。

 

「PACのはたらき」

島を囲む沖縄の美しい海は、サンゴ礁をはじめたくさんの生命にあふれています

庭先の草花を乾燥させて薬草茶にします。『萬寿のしずく』の健康成分PACの可能性を研究しています

 

 青パパイヤをはじめとする自然素材と発酵から生まれた『萬寿のしずく』の独自成分を、わたしたちは「PAC(パック)」と名付け、その健康効果の研究と解明を進めています。大学医学部との共同研究などによって、PACには抗酸化といわれる身体をサビから守るはたらきや、腸内環境を整えるはたらきがあることが明らかになってきました。ご愛飲いただいている方からも、さまざまな体感や実感のお声が届いており、『萬寿のしずく』とその健康成分PACには未知の可能性を感じます。これからも探求はまだまだ続きます。

 

「発酵と熟成」

島を囲む沖縄の美しい海は、サンゴ礁をはじめたくさんの生命にあふれています

庭先の草花を乾燥させて薬草茶にします。『萬寿のしずく』は高さ17m、容量12tの大型タンクで発酵させています

 

 『萬寿のしずく』は5つの段階に分けて微生物の力を高め、約6ヵ月もの時間をかけてじっくりと発酵させ、独自の健康成分を生み出していきます。発酵は自然の力に大きく頼る作業ですが、それを見守るのは人間の役割です。微生物にとって最も活動しやすい環境を保つために、発酵タンク内の温度、酸素の量、発酵のようすなどを、まるで親が幼い子どものお世話をするように、24時間じっと見守り続けています。微生物たちが作り出す発酵液は、発酵が一段階進むごとにより透明感のある液体になり、この発酵エキスをさらに1年以上熟成させることで水のような飲みやすさと、まろやかな風味に仕上げています。

 

「安心・高品質」

島を囲む沖縄の美しい海は、サンゴ礁をはじめたくさんの生命にあふれています

庭先の草花を乾燥させて薬草茶にします。国際規格の食品安全マネジメントシステムに合格した製造ライン

 

 『萬寿のしずく』は、「わたしたち自身の家族にも安心して与えられる「安全」「高品質」な商品」であることを食品安全の方針とし、製造しています。原料の選定・受入、加工・製造、そして出荷にいたるすべての過程で厳しい品質検査基準を設け、自社で一貫して行います。製造ラインでは、最新鋭のセンサーと各種コンピューターで監視・制御していますが、出荷前の最終確認は、やはり人の目と手で行っています。『萬寿のしずく』が取得した国際規格の食品安心マネジメントシステム「ISO22000」は、この商品が「安全」「高品質」であることが世界的に認められた証です。


 

ヌチグスイ(命の薬)

ポーク入りチャンプルー

沖縄では、太陽が昇る東は「アガリ」、陽が沈む西は「イリ」と読みます。古来より沖縄では、東方は理想郷「二ライカナイ」のある聖なる方角だと考えられてきました。神々しい風景もまた「ヌチグスイ」です。

 

 ヌチグスイとは、沖縄の言葉で「命の薬」のこと。
 美しくも厳しい自然と共に生きてきた沖縄の先人たちの暮らしは、知恵と工夫に満ちています。例えば、夏の暑さを乗りきるためにはゴーヤーなど体内の熱を発散させる夏野菜をたっぷり食べること。暑い時には熱いものを飲んで暑気払いすることなど。沖縄の家庭で当たり前に引き継がれているオジィ、オバァたちの知恵の根底には、口に入るものはすべてヌチグスイであり、毎日の食こそが病を防ぎ健康を守ってくれるという医食同源の思想が息づいています。
 ヌチグスイが意味するのは食だけのことではありません。人の愛情や優しさ、美しい風景や音楽、心と身体を癒すあらゆるものはヌチグスイ、命の薬といえるのです。日々の生活の中でヌチグスイを感じ、大切にしてきた心豊かな暮らしが沖縄の健康長寿を支えてきました。
 沖縄という土地で生まれ、沖縄の自然のパワーをいただいている『萬寿のしずく』。その琥珀色の一滴がみなさまのヌチグスイとなり、これからの新しい時代も笑顔と健康の和を広げていけることを願っています。

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一滴から広がる笑顔の和

脈々2020夏号表紙

〈今号の表紙〉右手にレリーズシャッター、左手にスポイト。水滴の撮影は通常、高速ストロボで行いますが、今回はカメラの機能に任せて『萬寿のしずく』の自然な一滴、美の瞬間に集中して撮影しました。撮影:仲程長治

 

令和の世も変わらずに脈々と受け継ぐ宝物。

 おかげさまで『萬寿のしずく』は平成6年の発売から25周年の節目を迎えることができました。
 「平成」から「令和」へ。時代を越えてこの商品を引き継いでいけましたことを心から嬉しく、お飲みいただいているみなさまに深く感謝申し上げます。
 私にとって『萬寿のしずく』は、先代社長から受け継いだ大切な宝物です。お客様の声に支えられて、「多くの人に必要とされているこの商品を守っていかなければ」と覚悟を決めて励んでまいりました。
 25年の歩みの中での喜びは、長らく『萬寿のしずく』をお飲みいただいているみなさまが元気に歳を重ねられて、お子さん、お孫さんへと二世代、三世代に渡ってその輪が広がってきたことです。また、ヨーロッパやアジア圏などの海外にも『萬寿のしずく』は広がっています。
 時代は変わっても、商品の持つ本質や「安全・高品質なものをお届けする」という現場の想いは少しも変わりません。これからも社員一同、より一層の努力を続けてまいります。

代表取締役 名護健 代表取締役 名護 健

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