肩こりをやわらげるストレッチ&ツボ
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こころとからだを整えるセルフケア
肩こりをやわらげるストレッチ&ツボ
「肩こりの人にストレッチをやってくださいと言うと、よく前で腕を抱えこんで伸ばす人が多いんですよね。間違いではないんですけど、肩こりで伸ばしたほうがいい筋肉は、反対。腕の内側なんです」と鍼灸師・柔道整復師の諸留祥太さんは言います。
肩こりを解消するコツはシンプルです。腕を動かし、筋力を保ちましょう。
前かがみなどずっと同じ姿勢でいて、ガチガチになった腕。「曲池」「手三里」のツボを押してやわらかくすると、肩こりは楽になります。肘を曲げ(筋肉がゆるむ)、反対の手の指で押しましょう。
「天柱」「風池」のツボは、自分で押さえにくいという場合、テニスボール2つをガムテープでぐるぐる巻きにしてくっつけ、あお向けに寝た状態で首に当てグリグリしてください。
自分でツボを押そうとすると、身体がこわばってしまって指が入っていかない方も、このやり方なら簡単です。脳への血流もよくなります。
整体院 Chill Time 院長
諸留祥太 さん
柔道整復師・鍼灸師。幼少期よりアレルギー性鼻炎がひどく、頭痛、倦怠感、激しい眠気などに悩まされる。様々な治療をしてきたなかで高校生の頃に出合った鍼灸治療で症状が改善したことを機に鍼灸師を志す。首の痛みや腰痛の治療を得意とし、西洋医学と東洋医学を組み合わせた施術を行っている。