脈々WEB版 2022年春夏号

おウチで琉球薬膳

薬膳とは、中国伝統医学の理論に基づいて作る「体の調子を整える美味しい料理」のこと。
このコーナーでは、沖縄食材を使用した琉球薬膳レシピをご紹介します。

ベトナム風たまご焼き

冬の間に消耗した「血」と「気」を補ってめぐらせることで、春先に多くなるイライラやめまいを防ぐボリューム満点のメニューです。

<材料> 2人前


たまご … 4個
まぐろ … 80g
パプリカ … 30g
ハンダマ(スイゼンジナ) … 20g
干し椎茸(水で戻しておく) … 5g
きくらげ … 5g
えんどう豆 … 10g
人参 … 20g
塩 … 小1
ウコンパウダー … 小1


※ハンダマは、ホウレンソウやミツバでも代用できます

このレシピで使った商品

醗酵ウコンパウダー

醗酵ウコンパウダー

どんなお料理にも使いやすい粉末タイプ。
スパイスとして健康成分を摂取できます。
100g 3,024円(税込)

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1.各材料(野菜)をみじん切りにする

2.まぐろをすり身にする

3.ボウルに1の材料と塩・ウコンパウダーを入れて、しっかり混ぜる

4.型に流し入れ、湯気の出ている蒸し器に入れて、中火で40~50分蒸す

〈食材ヘルシーメモ〉

 

ハンダマ(スイセンジナ)

沖縄ではチーグスイ(血の薬)と呼ばれ、血を増やし、めぐりを良くする効能があります。

 

たまご

血と気を補って、のぼせを防ぐ効能があります。

 

まぐろ

たまごと組み合わせることで、他の野菜の効能を引き立てて、血のめぐりを良くします。

レシピ監修

「薬膳琉花」琉球薬膳料理研究家 沖縄県知事認定 琉球料理伝承人
 宮國 由紀江(みやぐに ゆきえ)さん

琉球王朝時代に残された『御膳本草(ぎょぜんほんぞう)』を元にしたレシピを考案しています。沖縄ならではの食材を組み合わせて、さまざまな効果・効能を引き出すのが薬膳です。

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ベトナム風たまご焼き

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